説明するまでも無いかもしれませんが、眼瞼下垂は、まぶたが自力で持ち上げられず、目が半開、つまり眠たそうに見える状態です。先天性、後天性があるようですが、私は後者。筋力の低下も加わったのか、単なる加齢か、いつの間にか眼瞼下垂になっていました。
徐々に進行するので、自分が眼瞼下垂だとは気づいていませんでした。しかし身体はちゃんと頑張っていて、まぶたが自力で上がらない分、額の筋肉でまぶたを持ち上げていたらしいです。
眼瞼下垂かどうかのチェックは簡単。まず目を閉じる→眉間に指を当てて抑える→目を開けてみる、これだけです。実際には病院でお医者さんに診断して頂く必要がありますが、「もしや?」と思ったら、やってみてください。眼瞼下垂でなければ、目は普通に開けられるはずです。私の場合は半分も開きませんでした。如何に額の力で目を開けていたのかがハッキリわかります。
常に額でまぶたを持ち上げている状態は、偏頭痛の原因になっている可能性もあるという記事を読んで、少しでも頭痛の原因を減らしたかった私は、眼瞼下垂手術に対応している近所の病院に行きました。
診察の結果、やはり眼瞼下垂、頭痛や肩こりへの影響は十分考えられるので手術しましょうとのこと。診察後、受付で次回の通院日(手術日)の確認があったのですが、その受付の方が天使でした。なんと「眼瞼下垂の手術をなさるのであれば、美容外科の方がいいですよ。違和感なく、綺麗に仕上がります。ここで手術をするのは勿体無いです」と囁いてくださって、ご紹介の病院の電話番号を教えてくださったのです。
早速その病院を訪ね、ご紹介頂いた方のお名前を伝えると、院長先生が直接ご対応頂き、色々な手術についての説明をしてくださいました。
整形手術をしたいわけではなかったので、最も自然に元に戻す方法を伺ったところ、眉下切開法が一番適切とのこと。とにかくこの年になって顔が変わるのは嫌だったので、2016年夏、眉下切開法で手術することにしました。(どう調べても眉下切開法は保険適用では無いはずなのですが、保険の範疇で手術して頂き、大変驚きました。そうでなければ、当時、収入のなかった私は、この方法はとっていなかったと思います。)
ですが・・・やはり変わるのですね、顔。誰も気づきませんが(気づいても黙っていてくれているだけかもしれませんが)自分ではハッキリわかってしまいます。しかし、まぶたの一部を切除しているので、もう手遅れ。保険適用して頂いておいて満足できないなんて、図々しいにもほどがありますが、何が問題だったのかを考えると、答えは一つ。本当に顔を変えたくなかったら、自由診療の眉下切開法手術を受けるべきでした。
そうしていれば、仕上がりに徹底的に拘ることが可能なので、気がすむまでシミュレーションができたはずでした。勿論、手術の上手い先生を探すことが大前提ですが、私が行った病院も、それこそ芸能人の患者さん多数の有名病院。明らかに手術費用をケチった私のせいです。
また眼瞼下垂が進行し始めているので、一回めの失敗を生かして、今度こそ、きちんと自由診療の手術を受けたいと思っています。当然、全く変わらないということはないのでしょうが、少なくともある程度は今の違和感が改善できればいいなぁと思います。
本当に病気的なことにばかりにしかお金を使っていませんが、めげずに頑張ろう!