movie

東のエデン|ノイタミナの超名作。ノブレスオブリージュ!

 

この国の“空気”に戦いを挑んだ、ひとりの男の子と、彼を見守った女の子の、たった11日間の物語。

2010年11月22日(月)。
日本各地に、10発のミサイルが落ちた。
ひとりの犠牲者も出さなかった奇妙なテロ事件を、人々は「迂闊な月曜日」と呼び、すぐに忘れてしまった。
それから3ヶ月。卒業旅行でアメリカに出かけた森美 咲は、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれ、ひとりの日本人に窮地を救われる。

滝沢 朗。彼は記憶を失っており、一糸まとわぬ全裸の姿で、拳銃と、82億円もの電子マネーがチャージされた携帯電話を握りしめていた……。
滝沢 朗とは何者なのか?謎の携帯電話の正体は?失われた、滝沢の記憶とは何だったのか

動画・口上ともに公式サイト・製作サイトより http://www.juiz.jp https://www.production-ig.co.jp/works/juiz/

 

ノイタミナ枠のTVアニメ『東のエデン』全11話の他に、『劇場版I The King of Eden』『劇場版II Paradise Lost』の2作が製作されています。

ご覧になったことのある方は「ノブレス オブリージュ」って聞くと懐かしくないですか?

あ、もちろん、ノブレス・オブリージュ自体は普通の言葉なのですが、このアニメの中ではある種キーワード的な扱いだったので、妙に印象深く覚えています。

何せ、東のエデンBlu-ray BOXのタイトルが“Noblesse Oblige”ですからねw

簡単にストーリーをまとめますが、どうしてもネタバレになるので、嫌な方は開かないでくださいね!

ストーリー

2010年11月22日・月曜日、日本各地に10発のミサイルが落下。1人の犠牲者も出さなかったこの奇妙なテロ事件は「迂闊な月曜日」と呼ばれるようになったが、犠牲者がなかった故に、人々は次第に忘れていった。

それから3ヶ月後、11発目のミサイルが旅客機を直撃した。

その頃、大学の卒業旅行でホワイトハウスを訪れていた森美 咲は、滝沢 朗という同い年の男子に窮地を救われる。滝沢は記憶を失っており、なおかつ全裸姿だったが、82億円の電子マネーが入った謎の携帯電話(ノブレス携帯)を手にしていた。

咲と共に日本に帰国した滝沢は直ちに自分が何者かを探り始める。将来に悩んでいた咲は、滝沢に振り回されながらも徐々に魅かれていく。

間もなく滝沢は自分がセレソンゲームに参加させられている12人のうちの1人(セレソン)だということを知る。100億円の資金を好きなように使って日本の現状を救うことを課せられ、最初にゴールした1人以外は全員「サポーター」により抹殺されるらしい。ノブレス携帯を使えば、国家権力を動かすほどの依頼も簡単にできる。ミサイル攻撃もそのゲームの一環だった。資金を使って何を買ったか、逐次、他の11人に通知されるようになっており、セレソン同士の妨害工作も許されている。

咲は大学のサークル「東のエデン」の仲間と滝沢を引き合わせる。これにより、ゲームの進行状況が見えてくると共に、滝沢が何者であるかが明らかとなっていく。咲は滝沢を理解しようとし、滝沢も咲の思いに応えようと再度のミサイル攻撃から人々を守ろうとする。

劇場版ではTVアニメの後のストーリーを描く。テレビ版の最後で「日本の王様になる」ことを受理された滝沢は、再び記憶を消し、ニューヨークに行く。そして、咲との再会をきっかけに、改めてセレソンゲームに関与することになる。

 

 

「謎が謎を呼ぶ」という表現をよく聞きますが、このアニメは、まさにそれです。

そもそも主人公がいきなりどうして!?という登場をして、その謎が回収されていく過程も飽きることなくあっという間に見てしまいます。

「ノブレスオブリージュ(持てる者の義務)」「ニート」という極端な存在を使って、エンターテインメント性を持たせながら問題提起をしているところが、この作品の魅力なのでしょうか。

いやいや、そんなややこしいことを考えなくても、これはキッパリ面白いので、全力でオススメします。

ノイタミナはFODがあるから心強い!!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です